ちなみに世界カメラのような空間にタグ付けするとか、空間にポストイットを貼って、それをAR的な手法でアクセスするというのは学術研究では古くからあり、実証実験はいくつかあったのですが、どれも実証実験以上に進まなかった。その理由はタグ付けされるような空間は一部に限定されて、逆にそうした空間にはタグがたくさんつきすぎて必要な情報を見つけられないのです。また、空間にタグづけする動機は人によって様々。例えばWebページであれば少なくても同じ情報を見ているのでタグの種別は収斂するのですが、空間の場合、人によってその空間にいる目的が違いすぎて、タグから必要な情報にたどるのが難しいのです。だから観光などコンテキストを限定しないとタグが発散してしまうことになります。不特定ユーザでタグをつけさせた場合、はじめはいいのですが、時間がたつともにタグが発散しますし、間違った情報が増えていきます。結局、最後はフィルタリングとノイズ除去が研究の中心になります。ちなみに世界カメラは iPhone限定なのが幸いする。つまりiPhoneのユーザというのは良くも悪くも独特なのでユーザ層を限定されることになり、当面はうまくいくのではないでしょうか。ただ、ユーザ数を広げると発散とノイズ化が進んでいきますがね
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「セカイカメラ」には、「セカイリカイ」が必要ということか。
(via makinko)